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ビートガールズ1(その1)

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以前にGSの話をしたのですが、女性歌手たちもこぞってGSチックなナンバーをリリースしました。
「ひとりGS」という呼び方もあるようですが、私は「ビートガールズ」と呼んでいます。
以前に「ビートガールズ」の気に入ったナンバーをMDに収録しました。ヤスシの好きなのはこんなナンバーです。
(写真はビートガールズのキュートNo.1、小畑ミキ様!)

Recommend of PEPPERMINT-BOY "BEAT GIRS "

VOL 1. "Famous & Favorite"

1 涙の太陽  エミージャクソン (湯川れい子/中島安敏)
’65年にコロムビアでディレクターをしていた、中島安敏が以前から考えていた、「カバーポップスのサウンドにオリジナルの歌詞を付けて吹き込んだら、きっと人気になる」という構想を具体化したのがこの「涙の太陽」で、記念すべき「和製ポップス」の第1号です。良く弾むビートサウンドと日本人の琴線に触れるメロディで大ヒットしました。
邦楽レーベルでなく、洋楽レーベルからリリースされた事も後の「GS作家」と呼ばれた新進のライター達に道を拓く事にもなりました。

2 太陽は泣いている いしだあゆみ (橋本淳/筒美京平)
ビクターでヒットに恵まれなかったいしだあゆみのコロムビア移籍第一弾で、オリコン17位にランクされる彼女の初ヒットになりました。隙の無いアレンジはビートナンバーの好典型。

3 虹色の湖   中村晃子  (横井弘/小川寛興/森岡賢一郎)
6枚のシングルがことごとくヒットに結びつかなかった中村晃子が「これでだめだったら、引退してお嫁にいくしかないわ」、と不退転の覚悟で臨んだビートナンバーの傑作。森岡賢一郎のアレンジがヒットに大きく寄与したことは言うまでもない。

4 恋のハレルヤ   黛ジュン (なかにし礼/鈴木邦彦/中島安敏)
2・3同様、ヒットに恵まれなかった渡辺順子が心機一転して黛ジュンの名前で再デビューを飾ったグッドチューン。この曲が「ビートガールズ」の第一作ととらえる向きもあるようです。

5 帰り道は遠かった チコとビーグルス
(藤本義一/奥村英夫/寺岡真三)
疾走感溢れるビートサウンドが展開される、小気味良いナンバー。歌詞の展開の上手さは藤本義一と聞いて納得!

6 恋はハートで   泉アキ    (なかにし礼/三木たかし)
迫力ある(笑)プロポーションで迫る泉アキのデビュー作。♪ハートでぇい すぅるものよぉー♪ルックス同様、迫力のヴォーカルでグイグイ迫ります。バックを務めるレインジャースは「カルトGS」として名高いのですが、極めてマトモに演奏しています。(爆)

7 真赤な太陽    美空ひばり  (吉岡治/原信夫/井上忠夫)
「GS狂想曲」は、あの「お嬢」にまでビートナンバーを歌わせてしまいました。黛ジュンと競作になったのですが、「お嬢」が睨みを効かせたのでしょうか?(爆)冗談はともかく、ヒットの要因はバックを務めたブルーコメッツのサウンドによる事は間違いありません。「ベースさん、いい音してるわね」

8 恋の季節   ピンキーとキラーズ (岩谷時子/いずみたく)
天才少女歌手(当時17才!)今陽子がキラーズの男性陣を従えて歌うヒットナンバー。♪夜明けのコーヒー♪は当時の若者の合言葉でした!

9 二人の銀座 山内賢、和泉雅子(永六輔/ベンチャーズ/川口真)
長く歌い継がれる事になる、「ベンチャーズ歌謡」の大1弾。同名映画での、マコちゃんのゴーゴーを踊りながら歌う姿は、ファン必見!

10 京都の恋   渚ゆう子 (林春生/ベンチャーズ/川口真)
ハワイアン出身の渚ゆう子の人気を決定づけた哀愁ナンバー。川口真のアレンジの冴えにも注目。

11 モアモアラブ ちあきなおみ (吉田央/鈴木淳/森岡賢一郎)
次作の「四つのお願い」が続けてリリースされた為、「隠れた名曲」になってしまったのがあまりにも惜しまれるグルーヴ溢れる快心のビートナンバー。印象的なコーラスに絡む彼女の歌唱力をご堪能あれ。5と同様の手法で展開される歌詞はデビューから作詞を手掛ける吉田央によるもので、要注目。

12 この花に愛をこめて 小畑ミキ  (利根常昭)
スパイダースの「太陽の翼」を手掛けた、利根常昭のセンスが光るビートナンバーのプロトタイプ。抑えたAメロからリズム感溢れるサビへ持っていく展開の上手さは彼ならでは。小畑ミキの歌唱を「音程が怪しい」などと言う輩がいるようですが、人生の楽しみを一つ損してると言いたいです、私は。セリフも可憐で、「ビートガールズ・キュートNo.1」に相応しい!

13 初恋のひと   小川知子   (有馬三恵子/鈴木淳/川口真)
女優として、歌手として当時人気を誇った小川知子のロマンティックなナンバー。ビートは抑え目ですが、可愛いから許す、ということで。(笑)

14 涙のかわくまで  西田佐知子 (塚田茂/宮川泰/森岡賢一郎)
私の中では三大女性歌手のひとり、西田佐知子の歌唱力の光るグッド・チューン。ゆみーなによると、彼女は「不幸な女」を歌わせたら、日本一だそうな。

(7月13日追記)レイアウトが大変見づらく、皆様が途中で呆れてしまうのでは、と想定して構成し直しました。15以降はその2にて。

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Comments

こんばんわ~
「全部知ってます」って言おうとしたら、なんと大好きなちあきなおみ「モアモアラブ」だけ知らなかった・・・ショック。
「雨に濡れた慕情」の後が「四つのお願い」で「X+Y・・・」になるのかと思っていました。
「虹色の湖」はEPレコード持ってまーす。
「帰り道は遠かった」は藤本義一作詞ですか!初めて知りました。ビックリです。
「二人の銀座」はもちろん映画も観ましたよ!

Posted by: Nob    | February 26, 2006 at 09:50 PM

Nobさんもちあきなおみさんの番組、ご覧になりましたか?私は以前BSで観ましたが、「ねえ、あんた」最高に良かったです。

「虹色の湖」のジャケット、可愛らしいですよね。この曲が売れるまで、主に女優の仕事の方が多かったみたいです。

「帰り道は遠かった」の藤本義一さんや、「ハチのムサシは死んだのさ」の内田良平さんなど、多方面に才能のある人っているんですねぇ。

「二人の銀座」は賢ちゃん、マコちゃんのコンビが素晴らしかったですが、ブルーコメッツが出演していたのも嬉しかったです。ブルコメは案外出演作が少なくて、貴重な一本でした。

Posted by: ヤスシ | February 27, 2006 at 05:25 PM

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