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筒美京平Favorites2 (その2)

usodemoiikara
siokazenomelody
「鉄は熱いうちに打て」という言葉はヤスシに当てはまるかどうか、甚だ疑問ではありますが(笑)この程度の文章でも知恵熱を出してしまうヤスシのことですから、書けるうちに続きを書いておこうと思います。

八尾の朝吉、と言えば清次、となる訳ですが(果たしてどれほどの人に通じるやら・・)筒美京平、と言えば橋本淳、となる訳で「歌謡ポップス」の名付け親、とろりん村のとろりさんも二人のコンビに駄曲無し、と明言しておられました。このシリーズでもかなりの数のナンバーがお二人によるものですが、今回はコンビを組む作詞家の方々もバラエティに富んでいます。(写真は左から、奥村チヨ、南沙織です。)

筒美京平Favorites Vol.2 (Part2)

13 嘘でもいいから 奥村チヨ (川内康範)
「元祖お色気歌謡」とも称される奥村チヨですが、京平さんとのコンビは意外にたくさんあります。その中でも「コケティッシュ」という形容がぴったりな明るいナンバーがこの「嘘でもいいから」です。R&Bアレンジに乗ってねちっこく(笑)歌っていますが、歌唱力は確かです。

14 涙の中を歩いてる いしだあゆみ (橋本淳)
バート・バカラックを思わせる、いかにも洋楽好みな京平さんのセンスが冴え渡るお洒落なナンバー。サビのリズムの「タメ」、サビの最後での伸びのあるヴォーカルが聴きどころ。

15 にがい涙 スリーディグリーズ (安井かずみ)
R&B歌謡の集大成として、フィリーサウンドの歌姫として絶大な人気を誇ったスリーディグリーズに実に日本的な愛憎劇の世界を、しかも日本語で歌わせてしまったという歌謡ポップスのある種記念碑的なナンバー。たどたどしい日本語も聴くたびに愛らしく思える。

16 夏の感情 南沙織 (有馬三恵子)
強烈なイントロが印象的な、「傷つく世代」を継承したハードポップ。サビの振り絞るヴォーカルは可憐でいてセクシー。健康的なイメージが崩れないのが彼女の最大の特徴。熱烈な支持者が多いと思わせるナンバー。

17 娘ごころ 水沢アキ (山上路夫)
少女の成長する様子を彷彿とさせる、良く伸びるヴォーカルが印象的な佳曲。清潔感溢れるイメージに女性コーラスが大きく寄与している事は言うまでもない。

18 ときめき 麻丘めぐみ (千家和也)
きわどい歌詞がドキッとさせる、千家和也の真骨頂を見せ付ける問題作。(笑)「コケティッシュ」をイメージさせるテンポのいいアレンジは秀逸。当時のファンが「お姫様」の歌うアブナイ世界にどう反応したか、興味深い。

19 恋のエンジェルベイビー 弘田三枝子 (林春生)
「カバーポップスの女王」の魅力を余すところなく引き出した、オールディーズテイストな佳曲。得意とするサウンドに乗って楽しげにドライブするミコちゃんのリラックスしたヴォーカルをご堪能あれ。

20 虹の中のレモン ヴィレッジシンガース (橋本淳)
ヴィレッジのロマンティックな魅力を上手く引き出した哀愁ナンバー。サビのビートはGSとしてのプライドを充分感じさせる。安心して聴けるナンバーが揃っているのがヴィレッジの最大の魅力。

21 あなたに賭ける 尾崎紀世彦 (阿久悠)
こちらもキーヨの魅力が全編に展開するナンバー。R&B歌謡の第一人者の称号に恥じないグッド・チューン。

22 雨のエアポート 欧陽菲菲 (橋本淳)
R&B歌謡つながりで前作「雨の御堂筋」のイメージを巧みに継承した「雨のエアポート」を。メリハリの利いた、説得力のあるヴォーカルは、既にビッグネームの貫禄が漂う洒落たナンバー。

23 潮風のメロディ 南沙織 (有馬三恵子)
流麗なハープの響きが潮風のイメージにぴったりな若さ溢れるナンバー。サビでピークを迎える歌唱力の高さに脱帽!「一人で歩く港 初めてくちづけした日を」のコーラスの素晴らしさに思わず涙する名曲!

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Comments

このコーナーも「うわっ!」です。「嘘でもいいから」・・CD持っているのに「京平」さんとは知らなかった・・。作詞家も大御所ですね。

「娘ごころ」・・懐かしいですねぇ・・。僕は どちらかと言うと このあたり「山口いづみ」さんの歌の方が好きでした。

京平さん・・「宏美」ちゃんの作品も多いですね。京平さんの作品だけを セルフカバーしたCDも なかなか良い仕上がりでした。「女優」なんて、こっちの方が表現豊かで好きです。

Posted by: よっちゃん | July 23, 2005 at 07:17 AM

川内康範さんですね。たしか小説家としても有名な方だったと思いますが、青江三奈さんの初期の作詞を殆ど担当している、その多才ぶりに驚かされました。

山口いづみさんは未だに美しい方ですよね。歌は聴いた覚えがないのですが、デビュー当時のあべ静江さんのようなイメージなんでしょうか?

岩崎宏美さんは実は私の範疇外なんですが、「センチメンタル」の楽曲の資質の高さを買って収録しました。歌唱力は当時ではピカイチですよね。

Posted by: ヤスシ | July 23, 2005 at 07:37 AM

ヤスシさん・・「山口いづみ」さんは、そうですね・・「あべ静江」さんを アイドルにした感じでしたね。「緑の季節」なんて  いかにも「アイドル」っぽい路線でした。何曲後かに「プライバシー」と言う歌で 少し「お色気」っぽい感じになったとたんに「女優」の方がメインになった感じですね。

「川内康範さんは特撮もの「レインボーマン」のシナリオも書いていて びっくりしました。

Posted by: よっちゃん | July 23, 2005 at 08:17 AM

山口いづみさんは「雑居時代」というTVドラマを最近観て改めてファンになりました。
ああいった清潔感があって、かつ大人の色気も併せ持った女優さんはなかなか存在しないのでは、と思います。
彼女の歌も機会があったら聴いてみたいと思います。

川内康範さんのシナリオの話を聞いて、ますます多才な方だなぁと唖然とする思いです。

Posted by: ヤスシ | July 23, 2005 at 08:34 AM

尾崎紀世彦のコンサート、1回だけですけど行ったことがあります♪
熱狂的なファンである、うちの母親に連れられて、5歳の頃に行きました( ̄∀ ̄)
ステージのところまで走って行って、花束を渡してくれと、母親に頼まれ(=命令されw)、
仕方なしに行った記憶が今でも強く残ってます~~( ̄∀ ̄)爆w

Posted by: ちかちー | July 29, 2005 at 01:59 AM

ちかちーさん、得難い経験をなさいましたね。(笑)
ちかちーさんの60’s好きなルーツは意外なところにあったのですね。(爆)

筒美京平さんは洋楽をさりげなく日常に取り入れた、という点で功労者のお一人ではないかと思っております。
ちかちーさんも「洋楽テイスト」な歌謡ポップスをますます楽しんで下さいね♪

Posted by: ヤスシ | July 29, 2005 at 03:56 AM

昨夜は、すみませんでした・・・
果てしない闇に支配され・・
自分の感情が全くコントロール不能となってしましました・・・
いまは、だいぶ回復です・・・やっぱり
娘とのコミュニケーションがあるからでしょうか・・
何時までも落ち込めないなって・・・
そんな感じで何とか這い上がってきています・・・

今後とも宜しくお願い致します。

あん1008と888

Posted by: あんだーへっど | July 29, 2005 at 09:40 PM

あんだーへっどさん、落ち着かれたようで、ホッとしました。
なにより家族の支えは宝物ですね。
私もヨメさんには、どれだけ助けられたか・・
辛い事があったぶん、小さな幸せでもとても嬉しく感じる事が出来ると思いますよ。

Posted by: ヤスシ | July 30, 2005 at 06:22 AM

本日はこちらに失礼します(笑)
 
南沙織 「潮風のメロディー」大好きです。
「十七才」よりも好きだった。
今思えば、彼女は当時のアイドル歌手の中では抜きん出て歌唱力がありましたよね。
奥村チヨはカナーリ好きでした。
歌もだけど、雰囲気も良い!
色っぽいけど、サッパリした感じ。
この前、カラオケで「終着駅」を歌ってしまいました(笑)
スリーディグリーズって、流行ったのは日本だけなんでしょうか?

Posted by: Nob | March 02, 2006 at 07:03 PM

「潮風のメロディ」は私が南沙織さんを聴くきっかけになった、大好きなナンバーです。彼女は声の出し方の使い分けが抜群に上手いと思います。

Nobさんの「終着駅」、聴きたかったなぁ。(笑)
奥村チヨさんは「んー」に代表される「お色気」ばかりがもてはやされますが、歌唱力も相当なものだと思います。「あなた好みの」という映画でのカラッとした演技も素敵でした。

スリーディグリーズは当時からファンでしたが、ビルボードでも「ソウルトレインのテーマ」が1位、「天使のささやき」が2位、と本国でもかなり人気があったようですね。

Posted by: ヤスシ | March 03, 2006 at 04:22 PM

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