ライブレポート 2006 APR

さりげなーく1月半ぶりの更新でございます。(苦笑)
15日の土曜日に今年初のSpiritsのライブを気の会う「音楽仲間」3組で貸切にて行いました。
共演はSpiritsのゆみーな&ヒロシの「お笑いコンビ」が掛け持ちする、ブルース・ロックのTriple Troubleと、飲み会ではいつも異常に盛り上がる(笑)BBBrothersのみなさま。今回はBBBのメンバーの教え子で、軽音楽部に所属する、現役の高校生ミュージシャンに受付・照明・片付けなど、さまざまなサポートをしていただきました!ステージも熱心に観ていただいて、まさに感謝の一言でございます。そして、客席には様々なライブでご一緒していただいたミュージシャンのお友達や、日活映画サイトでお知り合いになった、素敵なお姉さまも駆けつけてくれました。

リハの際にはオペレーターを務めて下さったACTのスタッフの方にヤスシのGに関して適切なアドバイスをいただきました。今回の音作りに関してはこちらがお願いした以上に実にバランスの取れたサウンドを創っていただきました。この場をお借りして感謝いたします。

さて、ステージですが、最初はTriple Troubleから。直前のアクシデントで若くてセンスのあるギタリストが参加出来なくなってしまい、3人でのステージを余儀なくされてしまったのですが、それを感じさせない落ち着きがありました。Bのオヤジ(ヒロシともいう)が盛り上げろって煽るもんだから、声を出し過ぎてノドが涸れちまいましたぜ、ヒロシのだんな。(苦笑)

次は正真正銘の「大人」のブルースバンド、BBBrothersの登場です。練習時間の調整に苦労した、と聞いていたのですが、とても信じられないほどまとまりがありました。「フーチー・クーチー・マン」というナンバーはもう、神がかっているとしか言えない凄さで、Spiritsとのあまりのレベルの違いにショックで打ちひしがれてしまいました。
そんな訳で後半は楽屋に閉じ篭り、以前とは違った緊張と戦っていたヤスシなのでした・・

しかし、たくさんのお客様を前にして逃げ出す訳にもいきません。(苦笑)幸いなことにバンドの入替の最中にBGMでヤスシの好きなナンバーが流れてきて少しはリラックス出来たようです。
さて、それでは当日のナンバーを簡単なコメントと共にご紹介いたしましょう。

1.そんなヒロシにだまされて
怪しげな(笑)自作アンプの成果でしょうか、ギター2台のバランスはいい感じです。サビのぱおさんとかよちゃんの2ショットも斬新なアングル。つかみはOK!

2.悲しみの渚
パワフルなドラムで知られるゆみーなですが(笑)若干スリムになったせいか、ヴォーカルもスムーズ。間奏のぱおさんのベース、いい仕事してます。

3.夕暮れの渚
照明のセンスが抜群!さすがミュージシャンです。そのおかげか、落ち着いて演奏できたようです。

4.夢の渚
ノリに乗っているヤスシ君ですが、ヴォーカルは苦しそう。(苦笑)まだまだ先は長いぞー、ガンバレ!ラストの「テケテケ」、いい感じ!

5.涙の思い出
声が出なくなったのでアメをなめたら、打ち上げで笑われました。(苦笑)力みのない演奏が歌を盛りたてています。ライティングもロマンティック。出来は実力以上だな、こりゃ。(笑)

6.二人だけの湖
ヤスシのアクションは相変わらず怪しいですが(爆)みんなの演奏はメリハリがあって、いい感じデス。Spiritsってこんなに上手かった?(笑)

7.Believe
ヤスシ君のヴォーカル、そろそろ限界でしょうか?その分、みんなで盛りたてています。みんな、どんどん成長しているよ。置いてかないでぇーー。(笑)

ーーメンバー紹介(笑)ーー
みんなステージ慣れしてきたせいか、結構テンポが良かったです。ヤスシ君、下向いたまま原稿読むのはなんとかしましょうね。(笑)

8.Just like Charie Brown
お友達のミュージシャンにアドバイスをいただいたように、ヤスシのギターがちょっとうるさかったようです。でも、客席には案外ウケてましたね。♪エッチなビデオがぁぁ♪(爆)

9.Diet
ヤスシのトークもようやくペースが上がってきたようです。かよちゃんのキーボードが光っていました。「ヘイヘイヘイ」のコーラスもGJ!

10.あこがれのチャイナタウン
いかにも、なイントロもだいぶ息が合ってきました。Bメロのかよちゃんのキーボード、余裕が感じられました。サビのぱおさんのベース、さすがです。ヤスシのGの詰めが甘くて、ごめんちゃい。

11.朝までドライブ
BメロのかよちゃんのKeyに絡むヤスシのバッキング、今回は上手くいきました。それにしてもゆみーなのヴォーカル、抜けが良くて絶好調です。

12.Phantom lady
いつも・・・な出来のこの曲も今回はすっきりまとまりました。特にヒロシ君のソロがスムーズ。自作アンプ効果?(笑)

13.春は船に乗って
かよちゃんの落ち着きのあるヴォーカル。自分のモノにしたようです。演奏も力みが無くてスムーズ。ソロは怪しかったですが・・(汗)

14.Dress down
リズミカルなかよちゃんのピアノとノイジーなヒロシ君のギターが印象的。ヤスシ君も声が出ない中、必死に歌っています。(笑)間奏でノリまくるオヤジ2名、不良少年みたいで楽しそうでした。(笑)

あれ、案外イケてるじゃん。(笑)みんな成長してるんだよね。周りが見えていないのはヤスシだけですか。(笑)反省点は相変わらず多いですが、4人がしっかりしているおかげで、みなさんにはなんとか楽しんでいただけたような気がします。これもひとえにサウンド創りに貢献してくれたACTのスタッフの方と、照明・受付など、さまざまなサポートをしてくれた、若いミュージシャンのみなさんのおかげです。重ねてお礼申し上げます。
そして、ご来場いただいたお客様には心より感謝いたします。みなさん、本当にありがとうございました!

Spiritsの次のステージは秋頃になると思いますが、7月に別ユニットでMotownのコピーバンドをやる予定です。相変わらず頼りないオヤジですが、これからもSpiritsをよろしくお願いします。

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ヤスシ的Spiritsの歴史2

高校野球で北海道代表であるところの、駒大苫小牧が2年連続優勝の快挙を成し遂げました。生まれた土地の北海道を去って40年余り・・去年の初優勝も感動でしたが、今年もやってくれるとは!

前回はヒロシ君がSpiritsに加わったところまでお話しましたが、そこからがこれまた大変でした。活動していない間もヤスシは家で一人でギターを弾いていたのですが、いざスタジオに入ってみんなと合わせるとなると、ミスした時に修正がききません。(泣)一人だとそれこそマイペースで、いくらでもやり直しできますからね。リハの最中に何度演奏が中断したことか・・今考えると、ゆみーなもヒロシ君もよく我慢してくれたものだと思います。いつだったか、バンド仲間に「一番スキルのない人のペースに合わせてあげる事が大事」というアドバイスをもらった事があるのですが、「一番スキルのない人」ってまさにヤスシの事ですね。(滝汗)
その頃レパートリーにしていたのは、Oldies・マージービート・GSなんかやっていましたが、ギターソロのある曲は極力避けていました。全部ソロ無し、という訳にもいかないので、色々自分なりには工夫してみたのですが・・エフェクターなども色々使ってみました。ソロの時に少しでも見栄えがするようにと、オーバードライブ、フェーザー・グラフィック・イコライザーなどなど。「単純に音量を上げればいいんだ」という訳で、ヴォリューム・ペダルに行き着くまで随分遠回りしたものでした。
3人でリハを始めて2年位たった頃、いつも使っていた関内のスタジオに「ライブ出演者募集」の貼り紙があったので、「そろそろやってみっか」という事でSpiritsの初ライブが決まりました。96年の2月の事です。ゆみーなと組む前から"Dress down"というオリジナルがあり、もう1曲当時工場で夜勤などをしていたので"Nightshift blues"(歌詞はまだ日本語でした)というのを作ったので、それをやる事に。後は"Roll over Beethoven" "Devil in her heart" "Root 66" "Will you love me tomorrow" といったナンバーを演奏しました。MCで何を喋ったか、全く覚えていませんが、見ず知らずのお客さんが楽しそうにしてくれた様子は鮮明に覚えています。
これに味を占めて、ますます悪乗りしたヤスシですが、丁度その頃会社の同僚にかつてレコード・デビューまでしたという、凄いミュージシャンがいました。普段はミュージシャンの片鱗さえも感じさせない、大人しい人だったのですが、いざステージに上がると信じられないようなオーラを発していました。あと、女の子にとってもモテるのね、くやしい事に・・(笑)そんなTさんに触発されて、ずいぶんオリジナルを創りました。"Peace of mind" "He's the boy I love" "Just like Charie Brown" "Diet" "You need a smile" などなど・・知らない間にゆみーなも「涙のベイブリッジ」という、Spiritsで後々大きなポジションを占めるバラードを作っていたのでした。(笑)それと、Tさんを通じて後に「プレイハウス」という町田の老舗のライブハウスのスタッフになる、Sさんとも知り合い、その縁で「プレイハウス」に何回か出させていただきました。
年代が前後するのですが、95年の12月に現在も変らずお世話になっている町田のACTというスタジオがOpenして、最初はゆみーなと2人で遊んでいたのですが、いつの間にかこちらがメインのスタジオになったのでした・・貸切ライブを含めてACTには10回くらい出演しており、スタッフのみなさんにはホント、良くしてもらっています。
3人の時代は今聴くと笑っちゃうくらい音がスカスカで、話にならないのですが(笑)ヤスシにとっては(メンバーみんなにとってかな?)オリジナルを増やしていき、MCのフォーマットを創り上げ(ウケ狙いが空回りして悲惨な目に会いましたが・・)ギターを真剣に練習するようになり、と貴重な「発展期」ではありました・・
転機が訪れるのは5年前、新メンバーが加入してからです。少し前にお遊びでモンキーズのコピーバンドに入った時期があったのですが、その時一緒にやったジュンイチ君が「Spiritsに加入したい」と申し出てくれたのです!
ここからSpiritsは「第2の発展」をしていくのですが、次の機会に詳しくお話したいと思います。

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Spirits ライブレポート

20日に町田のACTにて「第9回 大人限定ライブフェスタ」に出演しました。その様子などをお伝えします。
早いものでこのイベントに出演するのは7回目。様子も大体分っているのでみんなリラックスしています。
Spiritsの「ステージ衣装」はお金を掛けないで揃えられるように(笑)ボタンダウンのシャツにネクタイ、濃い目のボトム、と決めているのですが、今回は盛夏ということもあり、世間で言うところの「クールビズ」対応としました。(笑)打ち上げでぱおさんに「MCで紹介しなくちゃ」と突っ込まれてしまいましたが・・(笑)

リハーサルは一番最後の為、共演のみなさんの演奏を楽しみながら順番を待ちました。みなさん、サスガ大人って感じです。Spiritsのリハーサルは特に問題無く終了。ここでヤスシからお節介なアドバイスを・・リハで演奏するナンバーは前もってメンバー間で打ち合わせしておくと良いですよ。ステージで「何やろっか」ってもたもたしていると見っともないし、時間も余計にかかりますから・・

さて、今回は初めてオープニングを務める事になりました。果たして客席が埋まるか心配でしたが、本番が始まる頃にはなんとか恰好がつきました。

以下、当日のセットリストです。
1 (A man of) Hall of fame (ヴォーカル:ヤスシ) 久々に昔のR&Rを引っ張り出してきました。出だしのヤスシのギターがズレましたが、何食わぬ顔で演奏してしまいました。太ったおかげで、声が出る出る。途中の掛け合いのヒロシ君のヴォーカルも上手くなった。2曲目の出だしでヤスシが挨拶を始めたとたんに演奏が始まってギョッとする、というのは実は打ち合わせどうり。(笑)
2 そんなヒロシにだまされて (ヴォーカル:かよちゃん) 今回唯一のカバーです。オリジナルはサザン・オールスターズですが、Spiritsはジューシー・フルーツのヴァージョンをカバーしています。間奏に入る時の「レッツゴー・エレキ!」という、ゆみーなとかよちゃんの掛け声の息もピッタリ。
3 Nightshift blues (ヴォーカル:ヤスシ) 歌の出だしで歌うのを忘れてしまった。(爆)かよちゃんのキ-ボード、GJ!
4 マリンタワーへ連れてって (ヴォーカル:ゆみーな) これも久々のナンバー。ギターのアレンジが上手くいったような気がします。(気のせい?)
ーメンバー紹介ー 毎度恒例の「つまらないトークショー(爆)」。今回は「夏」がテーマです。かよちゃんの「冷房対策」はヤスシにも覚えがあるので、「うんうん」と頷いてしまいました。ステージを通してヤスシのMCのノリが悪かったデス。反省、反省。
5 夢の渚 (ヴォーカル:ヤスシ) 前回見事にコケた新曲のリベンジ。今度は上手くいったような気がします。ヤスシ君、なんだか嬉しそう。(笑)サビのゆみーなのシンバルがいい感じで鳴っていました。
6 あこがれのチャイナタウン (ヴォーカル:かよちゃん) こちらも前回はぎこちなかったのですが、今回はバッチリ!アレンジをタイトにして、メリハリをつけられた(と思う。)
7 朝までドライブ (ヴォーカル:ゆみーな) ギターソロ、練習した甲斐あってバタバタせずに済みました。ゆみーなが歌詞を間違えたらしいのですが、気付いた方いますか?(笑)
8 二人だけの湖 (ヴォーカル:かよちゃん) ステージがとても短く感じて、やり足りないように思う時は上手くいったのだと思います。次のバンドを観に来たお客さんも楽しそうでした。(やっぱり、気のせい?)以前にヤスシが動きすぎて見っともなかったので、(笑)今回は少し抑えました。

やっと思っている事がステージで表現できたと思います。次回は今のところ12月の「大人限定」に出演の予定。ちょっとカバーを増やしてみるかも知れません。今後共、Spiritsをご贔屓に・・
共演した「カプチーノ」というお姉さま達とお友達になりました。HPはこちらです。
http://www2.ttcn.ne.jp/~cappuccino/ 落ち着きがあって、とても素敵なバンドです。

P.S. NHK-BSの「熱血!オヤジバトル」のオーディション、見事に玉砕しました。(笑)ヤスシの知らないところで凄いバンドがたくさんあるのを思い知らされました。これにくじけず、来年も頑張るぞ! 

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ヤスシ的Spiritsの歴史?

先週、今週とゆみーな(ヨメさん)がお祭りのライブイベントにて演奏する為、「ギャラリー」してきました。(笑)
Triple TroubleというブルースバンドのDrとして出演したのですが、今週は若きナイスガイの登場もあって、見違えるような出来になっていました。それにしてもヒロシ君、いつの間にあんなに「グレート」になったのかしらん・・

そんな訳で(どんな訳だ)この駄文にお付き合いいただいている皆様の中にも、「Spiritsって何?」という興味を持って下さった心優しい方々もいらっしゃるのではないかと思いまして、簡単にSpiritsの紹介をさせて頂きます。

ヤスシは子供の頃から歌うことが好きでした。Oldiesを聴き始めた10代後半になって、自分でもバンドをやりたい、などと大それた(笑)望みを持つようになりました。それまでもギターを弾いたりしていたのですが、エレキギターを買った20歳くらいの頃、なんとなく知り合いになった友達に声を掛けてOldiesのカバーをやる事にしました。
バンドをやるからにはカッコイイ名前を付けなくちゃ、ということで色々考えました。Doo-Wopのグループ名が色々浮かんできたのですが、Spiritsという名前はどこにも見当たりませんでした。「そうだ、Spiritsでいこう。短くて語呂も良いし、いかにもOldiesのバンドの雰囲気があるじゃん。」という訳でSpiritsが誕生したはずでしたが・・
ダメでした。_| ̄|○3回練習したら、誰も来ないよ。一番の原因はヤスシがとてつもなく下手だった事。しかも本人は当時全く気付いていないし・・
そんな訳で第一期?Spiritsはあっという間に「幻」になってしまったのです。(笑)
それから9年ほど経って、ヤスシの放蕩ぶりに家族に愛想を尽かされ、実家から追い出されるハメになってしまいました。会社の寮に入って退屈な日々を過ごしていたヤスシは「暇だからバンドでもやるか」と相変わらずのイージーゴーイングなノリで「ぴあ」という情報誌にメンバー募集の小さな記事を出したのです。
さすが有名な情報誌だけあって、何通も来ましたよ、「加入希望」のハガキが。それもほとんど女の子ばかり・・当時相当の「女日照り」だったヤスシは楽しくて仕方ありませんでした。(笑)しかーし、ここに大きな落とし穴が・・
やっぱり、女の子でしかもバンド経験が殆ど無い少女達はいざ、練習を始める段になるとビビッて逃げ出しちゃうんですねー。なんと2度目の練習にやってきたのはドラムのお嬢さんたったひとり・・それが今でもSpiritsの中心的メンバーで、「Meet The Spirits」の管理人でもある、ゆみーなだった訳です。(笑)
「二人だけじゃバンドも出来ないだろ」という訳でデートに誘ってみたら、このお嬢さんどういう訳か「No」と言いません。それからしばらくはSpiritsそっちのけで青春まっしぐら!何やってんだろ、オレ。(爆)

いつまでたってもSpiritsをやろうとしないヤスシに業を煮やして、ゆみーなはとあるブルースロックのバンドに加入してしまいます。そこでベースを弾いていたのがヒロシ君だった訳です。ヤスシに気に入られてしまったのが運の尽き。(笑)なんだかんだと上手く丸め込まれてヒロシ君はいつの間にかSpiritsのベーシストにされてしまいました・・

やっとSpiritsが始動いたしました。(爆)そこからがこれまた長いんですが、続きは次回のお楽しみ、という事で・・(笑)

皆様に切にお願いです。8月20日(土)14時から町田のACTというところでSpiritsのライブをやるのですが、なんとオープニングを務めるハメになってしまいました。毎回よそさまのバンドを目当てに来たお客さんを頼りにしているという、とんでもない心掛けのSpiritsですが、今回は最初の出番の為、それを当てにする訳にもいきません。心優しい皆様、お代は結構ですので、お情けで観に来ていただけませんでしょうか?どうか、よろしくお願いいたします。(ペコリ)

こちらの「大人限定ライブフェスタ」のページにSpiritsの紹介が載っています。
http://www.studioact.co.jp/machida/m.top.html

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